食材の効能

■効果解説

オホーツク産 帆立

エネルギー 79kcal

脂質 0g

炭水化物 1.5g

タンパク質 13.5g

 

ホタテには多くの栄養素が含まれていますが、代表的なものがビタミンB1タウリンです!こちらの2つの働きについてみていきましょう。

ビタミンB1

ホタテには100gあたり0.05mgのビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は糖が代謝され、エネルギーになるのを助けるはたらきがあります。エネルギーがうまく作られないと、疲れやすさにつながってしまうので、ビタミンB1をとることで疲労回復効果が期待できますね♪

 


また、ビタミンB1には脳内で神経を伝える物質を正常に保つはたらきもあります。そのため、ビタミンB1をしっかりととることで、脳内の神経伝達が正常になり、集中力アップも期待できます!

 


ビタミンB1は水に溶けやすいビタミンのため、体内にとどめておくことができません。不足しないようにするには、食べものからしっかりと補給するようにすることが大切なのですね。

 


タウリン

栄養ドリンクでよく見るタウリンですが、ホタテをはじめとする貝類やタコ・イカなどの軟体動物に多く含まれています。

 


タウリンは人間の体にも0.1%存在しているといわれており、心臓や肺、脳、肝臓、脊髄などのさまざまな臓器に分散しています。そのため、タウリンをしっかりと摂ることで心臓や肝臓などのはたらきを高めることが期待できます。

 


また、タウリンは胆汁酸と結びつくはたらきをもっています。胆汁酸の原料はコレステロールなので、タウリンが胆汁酸と結びついて排出が促されると、血中のコレステロールは消費されます。コレステロールはドロドロ血液の原因のひとつであるため、コレステロールが消費されることで血液がサラサラになることが期待できますね♪

 


ちなみに、タウリンは体内でも作ることができるのですが、体内で作る量では必要量には足りないと言われており、食品からも取り入れる必要があります。

 

 

 

■じゃがいも

エネルギー 76kcal

脂質 0.1g

炭水化物 17.6g

ナトリウム 1g

糖質 16.3g

食物繊維 1.3g

タンパク質 1.6g

 


解説

 


じゃがいもはやっぱりダイエットの敵?

どんな形であろうとダイエット中は控えるべき……と思いきや、そこまでかたくなに追いやる必要もないよう。

健康とフィットネスの会社『Daily Burn』でトレーナーやコーチとして勤務する管理栄養士ノラ・ミンノによると、「じゃがいもは必須微量栄養素が豊富に詰まっている食材」だとか。「中くらいのサイズのじゃがいもを1個食べるだけで1日のビタミンC推奨量の70%がとれます。その上、1日のビタミンB6推奨量の30%、1日でとるべき量のカリウムも25%ほど摂取できます」

「じゃがいもはでんぷん質を多く含む野菜だけれど、糖をゆるやかに血液に放出してくれる食物繊維やたんぱく質を含んでいるため、血糖値が急上昇することも防げるでしょう」と管理栄養士のトーリー・アームルは説明している。5グラムほどたんぱく質を摂取できることから「植物性たんぱく質をお探しの方にはおすすめの野菜です」とアームル。

フライドポテトなどはダイエットに良くないが、茹でたオーガニックのじゃがいもはダイエットの味方

 

 

 

 

 

 

■人参 半分

 


エネルギー27kcal

糖質4.74g

たんぱく質が0.88g

脂質が0.15g

 

 

 

免疫力をアップさせ病気を予防する

人参に含まれるカロテンは体の免疫力を高め、がんを抑制する働きがあると言われています。また、カロテンは皮膚や粘膜を正常に保つ力もあるとされ、鼻や喉の粘膜を強化する事で風邪のような細菌感染を防ぐのにも効果的です。

・肌の調子を整える

カロテンには皮膚や粘膜の状態を良くする働きがあるため、乾燥肌をやわらげ、滑らかな肌にしてくれる効果が期待できます。また同様に、髪や爪を健康的に保つのにも効果的です。

・便秘の解消、整腸作用

人参には食物繊維が含まれているため、腸の働きを活発化させて便通を良くする効果があります。食物繊維の中でも水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれていて、頑固な便秘解消と整腸作用が期待できます。便秘が解消されることにより、肥満や生活習慣病の防止にもつながります。

アンチエイジング効果

βカロテンの働きによって強力な抗酸化作用が発揮されて活性酸素除去や抑制に役立ちます。アンチエイジングから動脈硬化などの生活習慣病の予防、がん予防などの効果も期待できます。

 

 

 

・免疫力アップ効果

βカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されます。それによって皮膚や粘膜の組織を正常に保ち、結果的に美白・美肌作りと感染症の予防効果が期待できます。

・美肌効果

βカロテンとポリフェノールの仲間のクマリン、ビタミンC、Eなどの相乗効果で皮膚の免疫力をアップさせて新陳代謝を高めます。紫外線のダメージを回復させて、シミの予防、肌荒れ予防、乾燥肌の予防、ニキビ予防にも効果があります。

・疲れ目の解消効果

疲れ目になると目元にたるみやくすみ、小じわが出来ることがあります。疲れ目を解消し、視界をクリアにする働きがあるので、目と目元のケアにも効果的です。

冷え性改善、むくみ解消効果

カリウムを多く含み余分な水分や塩分を排出させる効果がある他に、血行促進効果のあるクマリンや造血に欠かせない鉄分なども含んでいるので、冷えの改善と冷えからくるむくみ解消に効果があります。これらが改善されると肌のターンオーバーの正常化、内臓機能のアップが期待できます。

 

 

 

 


ぶなしめじ

カロリー18kcal

タンパク質2.7g

カリウム380mg

リン100mg

 

 

 

ぶなしめじに含まれる栄養成分は「ビタミンC」「ビタミンD」「ビタミンB1・B2・B6」「ナイアシン」「カリウム」「鉄分」「食物繊維」「アミノ酸」などがあります。ぶなしめじは普段の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含んでいるので毎日の食事に積極的に取り入れていきたい食材と言えるでしょう。

ぶなしめじには100g当たり0.6 μg(マイクログラム)ものビタミンDが含まれています。ぶなしめじのビタミンD含有量は僅かながらしいたけよりも多いです。ビタミンDは紫外線を浴びる事で体内で生成され、カルシウムの吸収を助けることで有名な栄養素です。

 

その他うんちくはまた書きますw